かわうその日記

都内の大学に通う僕の日記です。毎日更新しますー!

「はじめまして」2022年1月19日

Noteを初めて書いた。品田遊さん(ダ・ヴィンチ・恐山さん)の「居酒屋のウーロン茶マガジン」がめっちゃ面白くて、すごい勢いでバックナンバーを読んじゃう。あれほど面白い日記を毎日書けるのすごいなーって思う。憧れる。品田先生のような面白い日常は送ってないけど、なんとなく書いてみたい。あれだけ続くのほんとにすごいな。


・対面授業だった。2時間目の授業だったので、10時半頃に大学に着くようにする。その授業は今日が最終回だった。前回提出した期末レポートのフィードバックのためだけにわざわざ行くのも…とか思ったけど、ゼミの先生の授業だから一応行っといた。

・というのも、今日は16時から初めてのゼミ全体の顔合わせなのである。だけど、2時間目の授業が終わってから16時まで、4時間くらい空いてる。一人で時間を潰すつもりで、iPadを持っていった。手持ち無沙汰になる予感しかしなかったから。

・昼の授業は予定より1時間早く終わった。授業時間は30分。このためだけに来たのか…と後悔した。一人で有楽町のプロントでも行くか〜?とか思ってたら、同じ授業で同じゼミの人(M君・U君・S君)が居た。みんな困ってた。そりゃそうか。

・一緒に時間をつぶすことになった。U君はお腹が空いていたそうだが、M君は空いていない。俺はどっちでもよかった。彼らと会うのは3回目(U君とは毎授業後に数分話してたけど)くらいで、あとはZoomで何回か会ったくらいだった。

・初対面から仲良くなるまでの感じって、経験値を積んでいくのに似ているような気がする。初対面だったら、「趣味は何ですか」「好きな色は何ですか」みたいな"浅い話"が出る。会って3度目くらいって、よそ行きの感じを剥がしていって「素」を出していく"脱皮過程"みたいに感じる。(腰パンの幼虫)

・よそ行きの会話をしていると、どうしても一歩引いて見てしまう癖がある。それが口に出そうになっちゃうこともある。「趣味は何?」とか聞かれたら、よそ行きの趣味を答えればいいのに「(この人実際はこんな話に興味ないだろうなw)ん〜、なんだろう…YouTubeとかかな…」って考えてから喋っちゃう。発言の裏を読むみたいな。普段電話する友達とかだと、長年の付き合いがあって経験値が貯まってるから、どういうバックボーンがあって、普段どういう風にものを考えてて、だから今の流れから来る返事はこれだろうな…ってのがわかる。だから、別に目的なく始めた電話でも2時間とか3時間とか平気で喋っていられるし、楽しい。

・最初は心地よくなくても、とにかく話さないとその人との距離は縮まらないし経験値は貯まらないから、きっかけとして趣味の話とかするんだろうな。だから今日は、そういう変なことは考えずに素直に喋った(つもり)。

・一緒に昼ごはんを食べた。12時。1時間しか経っていない。

・そのあと学校の周りを皆でウロウロした。対面授業がある日でもいつもまっすぐ帰ってたから、どんなごはん屋さんがあるのかとかいろいろ知れてよかった。みんな詳しいな。

・30分くらいして、大学の学ホ(学生ホールのことらしい。初めて聞いた)に戻った。大学に「ホーム感」を抱いたのは初めてかも。普段は授業受けて帰るだけだし。歩いて疲れていたせいもあったけど、だいぶ"よそ行き感"が抜けてる気がした。沈黙が気まずくない。良い。

・Mくんがお腹空いたそうなので、マックに行って時間を潰した。沈黙が苦じゃなくなってたけど、皆スマホをいじってる。慣れてきたけど、同時に飽きてたのかも。

・ゼミの顔合わせでは、初対面の人と意識的に喋った。俺たち4人同士は5時間前から話しているから今率先して話すべき相手ではないだろうし。そういう意味ではよそ行きが抜けた安定感を感じた。初対面と比較して"前提を知ってる人同士"みたいな。実際3人のことはまだまだ全然わからないし、2時間電話しろって言われたら間が持たなそうだとは思う。趣味の話が尽きて沈黙が来そう。

・次に会う機会があったら、俺は3人と話すのだろうか。偶然この4人が居たから話しただけで、ゼミの中に溶けていったら波長が合うような人なのだろうか。個人的にはU君とS君とは合いそうだと思ったけど、相手がどう思っているかはわからないし。高校のクラスの人みたいに毎日会っていたら自然と攻略されていくだろうけど、大学生はそうじゃない。「あの後、もしかしたら俺以外のみんなで夜ご飯でも食べたのでは!?」とか考えなちゃいながら一人電車で帰る19歳の冬でした。