「雨と戦い、僕と戦い」 2022年5月27日
・雨シャーシャー、風ボヮボヮという最悪な天気のこの日に、僕は学校へ行かなければならない。こんな雨に屈するわけにはいかないのだ。
・とりあえず駅へ。いつものルートの電車が15分くらい遅れてるらしい。まじか…。仕方ないのでそれを回避するルート選択した。遅延はゼロだった。
・ついた。地下にある駅を出る。きっと雨が凄いんだろう。傘の留め具みたいなやつを外し、覚悟を持って外へ出た。
・雨、止んでる。
・…え？
・「この雨を乗り越えて歩くぞ…！」とか意気込んでいたのはこの町で僕一人だけかもしれない。傘をたたみ直して学校へ。
・今日は中国語の授業。順番に当てられるのだが、一番最初に当たったため、残りの85分くらいを気楽に過ごした。
・帰り。なんか暑いぞ。雨がやんだから路面はすっかり乾いている。湿っているのは僕の傘と靴だけだ。なんか悔しい。
・最寄り駅に到着。なんか太陽でてるんですけど。暑い日の雨上がりの晴れほど最悪なことはない。なんでかって、路面の水分が蒸発して、蒸し風呂みたいになってるからだ。蒸し暑い中を歩いて無事に帰宅した。あまりに暑すぎたのでコンビニへの寄り道は断念した。
・よし！！！！金曜日を楽しむぞ！お酒を！！！！飲むんだ！！！！
・それもいいけど、週末はやることをやらないといけない。まずはバイト。土日両日ともあるのだ。そしてゼミの発表向けての資料作りを進めないといけない。あとは歯医者の予約をしなければならないのだ。これが一番厄介。嫌とわかっていて自ら予約し、お金を払うというこの矛盾。
・歯医者。字面で既にちょっと嫌なこの存在。診察券を見てみたところ、最後に行ったのは2019年の7月だった。高校生の時以来行ってないってことか…。別に歯に不調はなかったので、歯医者に行こうなんてこれっぽっちも思わなかったのだが。
・1ヶ月前くらいから「なんかたまに痛いな〜」て感じになり、飴舐めたりしてると痛くなってきた。このままじゃ生活に支障が出るので行くことにした。知らぬ間に親知らずも生えてるし。
・でも「どうして3年も来なかったんですか」とか言われそうだし、「ちゃんと磨け」とか怒られそうでこわい。ますます行きたく無くなってきた。
・なんてことをずっとねちねち悩みながら結局予約できず、夕飯を食べ風呂に入り、今ビールを飲みながら書いている。「行ったほうがいいよ！」「行かなくていいよ」どっちもの気持ちが頭の中で戦っている。どうしよう…。
・直近で行けるのは明日の夜か明後日の朝なんだよね。あとは来週になっちゃうからできれば明日が良いのだ。
・あああ〜〜〜！！！！！！
・完全にやらかしている。ビールをごくごく飲んでいる。流石に明日の夜には酒抜けてるよね！？！？大丈夫だよね！？！？！
・ええ、観念しました。もう痛くても知りません。予約します。電話はもうこの時間受け付けてないだろうからネットで予約します。
